人間科学部では平成25年3月に記念すべき第一期の卒業生が社会に羽ばたいて行きました。
就職率は100%という素晴らしい結果になりました。
人間科学部は文字通り人間を科学する学部であり、児童学科に求められていることは、その中でも子どものスペシャリストの養成です。そのためには人間に関わる幅広い知識を学び、豊富な体験をしながら考察力を身につけ、子育てに関わるすべての人を支援できる行動力と質の高い保育のスキル持ち、日本の未来、世界の未来の姿を思い描いて、仕事ができる豊かな人間性を持った人材を育成したい。と教職員一体になってキャリア教育にも力を注いでいます。1年次には人間関係を構築する力を育成する人間関係力、2年次に広い人間関係を構築する力を育てる挑戦力、3年次には計画性をもって就職を自己開拓する計画力、4年次には保育・教育の実践力を高める。と目標を設定し系統的にキャリアガイダンスを行ってきました。大切なのは自分の能力がどう社会に役立つのかを考えることで、自分は自分が思っている以上に、社会に影響力のある人間であること、4年間学んだことで問題を解決する能力が身に付き、よく言われる学生時代に学んできたことは社会には役立たない等と言う事は、人間科学部には当てはまりません。学生には学びは必ず、力となり社会に役立つと伝えてあります。
学生たちもしっかりと将来を見据えて勉学に励んでいます。また全学キャリア委員会が推進してきたポートフォリオも今後成果を発揮することでしょう。100%と言う就職率を達成することが出来たのは以下の結果であると考えます。
- 教員が学生の力を信じている。
- 資質を持った優秀な学生が多い。
- 人間科学部の授業自体にキャリア教育的要素がある。
- 一人ひとりの顔が分かる。その学生に合った丁寧で温かいアドバイス。
- キャリア支援の専門集(米国CCE,Inc認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー等)の存在が重要。
- 親身になって専門的な相談援助を続けている。
- 教員はいつでもどこでも相談。四六時中相談にのってきた。
- 東横学園女子短期大学時代からの歴史があり保育・教育現場との
- 良好な関係を維持しているために、東京都市大学人間科学部児童学科の
- 学生は期待値が高い。
- 就職支援プログラムが充実している。
11月に入り平成25年度の就職内定が次々と決定しています。これからも、キメ細やかな丁寧な支援をして2連覇を達成していきたいと考えています。
キャリア委員長 倉田 新