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平成28年度「科学体験教室」に出展しました!!

  小学生・中学生のための「科学体験教室」が83日世田谷キャンパスにて開催されました。実験・ものづくりなどの体験学習を通じて、子どもたちの科学技術・理科に対する関心を高め、学習意欲の向上、創造性や知的好奇心・探究心の育成を目指すもので、2002年度から毎年開催し、今年で15回目になりました。

教職員と院生・学部生が主体となって、子どもたちに大学で科学の不思議や面白さ、ものづくりの楽しさを味わえるようテーマを選定、今回は53のテーマで多くの来場者を迎えました。人間科学部児童学科では、ドラマ・演劇が専門の小林研究室と幼児教育が専門の石井研究室が参加しました。

■小林研究室「水の循環を知ろう!」

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小林研究室では、3・4年生のゼミ生6名と「水の循環を知ろう!」という科学体験教室を実施しました。紙と割り箸でつくるペープサートを通して、水がどのように循環するか、ということを体験するブースでした。

学生たちが、ペープサートを使って演じて、それを子どもたちが観客として見て、それから実際に子どもたちがペープサートを作って、演じてみました。最初は恥ずかしがっていた子どもたちが、繰り返し演じるようになり、最後はナレーター役にもなっていました。保護者の方々は、ペープサートを演じているお子さんを写真で撮ったりビデオで撮影したりしていました。

参加した学生たちの「楽しかったー!」というコメントを聞いて、今年も参加してよかったと改めて思いました。

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■石井研究室「ゴムの力(ちから) ゴムの力で走るカー!?」

エコをコンセプトとし、ペットボトルの蓋(タイヤ)、ボール紙(車体)、輪ゴム(動力)など用いて、ゴムの巻き戻しを利用した車を製作しました。

〜 前日まで 〜

ゼミ生たちは、企画、計画、準備、実行とすべての行程を自分たちで進めてきました。どのようにしたら子どもたちが楽しめるのか、どのようにしたら子どもの頃遊んだミニカーのように走るのか、試行錯誤しながら考え抜き、前日の夜遅くまで準備を進めてきました。

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〜 当日 〜

朝、セッティングの最終チェックを行い、細かいところにまで気を配って追加準備をしました。子どもたちが入場して席に着くと、すぐに子どもたちと打ち解け、優しく丁寧に作り方を説明しながら製作を進めていきました。また特設のレースコーナーでは子どもたちと一緒に車を走らせたり競争したりするなど楽しい時間を過ごしていました。

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〜 終わったあとで 〜

ゼミ生たちは、「企画や準備、当日の動きも友人らがいてくれたから子どもたちを笑顔に出来たのだと思う」、「子どもたちと楽しく関わりながら製作をできたので良かった」、「『これがやりたかった』と言って会場に来てくれた子がいた」、「『来てよかった!』と子どもが言ってくれた時は、やってよかったと思った」、「子ども達の笑顔に元気付けられた」、「子どもたちの笑顔や作成中の少し悩んでいる顔、どの表情もとてもキラキラしていた」という声が聞かれました。

この体験を通して、子どもや仲間を思うこと、計画し実行すること、試行錯誤をしながら解決していくこと、悩んで乗り越えて達成感を味わったことなど多くの学びがあったようです。

「誰よりもキラキラしていたのは君たちでしたよ」と思うゼミ担当でした。

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