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保坂達雄先生に名誉教授称号記が授与

今年の3月に児童学科を定年退職した保坂達雄先生が名誉教授となりました。無題

保坂先生は東横学園女子短期大学、東京都市大学にて長年、教育・研究・運営にご尽力され、また、学校法人五島育英会の理事、評議員として、都市大グループに多大な貢献をされました。先生は、日本文学、日本語表現、地域文化論、子どもと昔話、伝統文化と現代、基礎ゼミ、特別研究、卒業研究とその能力をいかんなく発揮され、多くの学生から慕われました。

在職中の平成17年に「神と巫女の古代伝承論」で慶應義塾大学にて博士(文学)の学位を取得され、神話の生成とシャーマニズムに関する研究として折口信夫学説生成過程の研究分野では我が国の第一人者であり、多くの著書、学術研究論文を出し、日本の文学界に多大なる貢献されると同時に、折口信夫全集編集委員、日本口承文芸学会監事、上代文学会理事、日本文学協会委員、日本文学協会運営委員、日本学術振興会専門委員、および古代文学会委員などでご活躍され、本学の名声を高めることに寄与されました。

 この様に、保坂達雄先生の五島育英会における教育・研究・学内業務への貢献は顕著であり、名誉教授規程第2条に定める名誉教授称号に十分該当するものとして、名誉教授の称号記が授与されました。(近藤)

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