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カンタベリー大学の教育学部副学部長リンダ・ボイド氏特別講演会開催される

84日(木)東京都市大学等々力キャンパスにおいて、人間科学部児童学科主催の特別講演会が行われました。講演者はカンタベリー大学の教育学部副学部長のリンダ・ボイド教授、ボイド教授はニュージーランドの幼児教育の第一人者であり、異文化コミュニケーションの専門家でもあります。毎年、海外協定校であるカンタベリー大学において東京都市大学人間科学部では幼児教育研修を行っていますが、その際にも大変お力添えを頂いています。

講演では先駆的で世界でも注目されているニュージーランドの幼児教育の特色についてお話しされ、特にティファーリキについて詳細に説明をしていただきました。エンパワーメントの重要性や、子どもが社会との関係性を築くための援助など日本の幼児教育でも参考になるような具体的なお話があり、大変参考になりました。多くの学生たち、保育関係者、大学関係者が参加して学びを深めることができました。

講演終了後、今年の2月クライストチャーチ近郊でM6.3の地震が発生し、大きな被害が出ましたが、人間科学部の学生もカンタベリー大学で研修中でした。その後、全員無事に日本へ帰国することができたのもボイド教授をはじめ、カンタベリー大学の教職員およびホストファミリーの皆様おかげでした。そのことを感謝して学生たちは自ら震災義援金を集め、千羽鶴で作ったニュージーランドの国旗、写真集、文集などと一緒にボイド教授に手渡し感謝の意を表しました。

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