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福島県伊達市立五十沢小学校における  TCU TOY Theatre    (東京都市大学児童演劇劇団)公演

3月12日(木)に全校生徒38名の五十沢小学校で児童学科3年生男子学生6名が、『日天さん月天さん』というペープサートと朗読劇『さあ歩こうよ おじいいちゃん』を上演しました。これは、「児童演劇研究」という授業で制作した作品です。東日本大震災のボランティア活動を通して、学生たちが福島の状況を知ったり、小学校について理解を深めり、する機会になるのではないかと考え、木村京子校長先生とご4か月近く相談しながら実現させました。

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佐藤教頭先生が、子どもたちが『日天さん 月天さん』を見ながら椅子から転げ落ちそうになって大笑いしている姿を見て、やはり震災後、原発はどの子にとってもストレスになっているので、作品を見て、さまざまなものから解き放たれたように本気で笑っていたことが印象的でした、とコメントして下さいました。子どもたちの笑い声に刺激を受けて、学生たちは大張り切りで演技をしていました。子どもの観客の素晴らしさを演じている学生たちも見ている教師たちも経験できました。児童演劇を通して、子どもたちも学生たちも教師たちも楽しみながら新たな発見をできたように思いました。

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お忙しい中、学生たちが6年生の生徒から大学について質問される機会をつくって下さいました。学生にとっては大学に行くことについて考える機会になり、6年生にとっては「将来、大学に行ってみたいな」、という思う経験になったようでした。乳幼児とのかかわりとは、違った児童とのかかわりのおもしろさを学生たちは経験しているように見えました。  

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