9月20日に音楽教育研究室で栃木県佐野市にある認定こども園あかみ幼稚園に行き、保育を参観しました。あかみ幼稚園は音楽表現指導法の5月の授業で特別講義をされた中田幸子先生が園長をされている園です。
中田先生の説明を伺いながら保育を参観し、各保育室の環境構成の工夫や、担任の先生が製作コーナーから室内の各遊びに視線を送って遊びの状況を見取り、必要と判断される場合には遊びに関わっている姿を見ながら、遊びの援助のあり方について学びました。
年長クラスの遊びは、2〜3週間続いている遊びもあり、とても面白そうでした。あるクラスのお店やさんごっこに「お客さん」として参加させてもらい、映画館ごっこではポップコーンを買って映写機に見立てられた懐中電灯で照らされた画面を「観賞」し、子どもの遊びの面白さを直に経験しました。そのクラスで遊びの後に行われた
<カラス数の子>(わらべ歌遊びの一つ)は、子どもたちの息が合っていて、クラスの人間関係がとても良いことが感じられ、面白い遊びが長く続くことと、わらべ歌遊びでリズムが合うこととが繋がっていることを実際に感じることができました。